取り組みレポートno.5 2022.09.12親子出勤してみました!STパートナーズでは、“女性が働きやすい職場”を第一にSDGsに取り組んでいます。子育て中のスタッフの働きやすい環境づくりを目指して、親子出勤にチャレンジしてみました。夏休みにお家にひとりでお留守番となっている小学生のお子さんが、お母さんと一緒に出勤し、会社の机で宿題や、簡単なお仕事を手伝って過ごします。
今回は体験した親子にインタビューしました。 Q1 カンガルー出勤導入の経緯を教えてください。 昨年度まで下の2歳児の子の育児休暇をいただいていたので、今年が小学生4年(10才)の長女にとって初めての長時間一人で過ごす夏休みになりました。頑張れば一人で留守番もできる年齢ではありますが、やはり初めてなので寂しいようで、私もとても心配でした。また、娘と一緒にいる時間がなかなか作れないことも悩んでいました。 そんな中、代表に、「親子出勤ができれば」と軽い気持ちで話したところ、「面白いですね!やりましょ う!」と即答していただきました。新しいこと、面白いことに積極的な社風なので、気兼ねなく提案し導入してもらえたのだと思います。 Q2 導入して良かったことは何ですか。 娘とは、出勤の電車内も話がはずみました。何より一日中ずっと一緒にいれたので、普段話さないようなことも会話できました。 それと、娘は働くこと、特にお金の仕組みに興味を持ったようでした。 代表がケーキを下さった時、「一生懸命お手伝いしたから、労働の対価として食べてね」と言って渡してくださいました。帰りの電車の中で娘が、「あのケーキのお金はどこから出たの?」「ケーキを食べたからお母さんのお給料は減ってしまうの?」などと不思議がりました。 私は、お母さんの仕事には大切なお客様がいて、そのお客様のために一生懸命働くとでお金をいただけることなどを話し、今回娘は生きた社会勉強を体験し、貴重な時間が過ごせたと思います。 Q3 職場のスタッフの反応はどうでしたか。 職場の皆は、緊張した娘に色々話しかけてくれたり、宿題みてくれたりと、本当に温かく娘を受け入れてくださりました。シュレッダーのお仕事をした時はケガがないように、そしてひとりではできないゴミ袋の交換作業もサポートしてくれたりと、忙しい中でありながら、とても優しくサポートしてくださいました。 代表自らも、娘の面倒をみることは仕事のうちと言ってくださり、改めてありがたい環境で仕事させていただいていることを感じました。 私はこの体験を通じて、やはり仕事で頑張って返すしかない!と、仕事のモチベーションが更に上がりました。良い職場だということを再確認することができ、今はとにかく仕事を頑張って、感謝の気持ちを行動で表したいと思っています。 Q4 今後他にチャンレンジしたいことは何ですか。 在宅ワークです。通勤時間を有効に活用して家族の時間や自分のスキルアップの時間にしたいです。それが仕事へ良い効果になれば更に嬉しいです。 【お子様の感想】 お母さんと電車で出勤して楽しかったです。ホワイトボードに絵などを描くのも楽しかったです。シュレッダーのお仕事もさせてもらいました。そのお給料で、ケーキを買いました。おいしかったし、嬉しかったです。またお母さんと二人でランチを食べられて嬉しかったです。 夏休みの宿題を持参して、事務所の机を借りて勉強しました。広い机で集中して問題に取り組むことができました。みんな静かにやっていました。 働いてるお母さんは、いつもと変わらないお母さんでしたが、家にいる時よりも静かに働いていました。お母さん、これからもお仕事頑張ってね! |
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第4回 SDGs de 地方創生 カードゲーム体験会・開催報告
去る12月3日、カメリアプラザ(亀戸駅徒歩1分)にて、第4回「SDGs de 地方創生 カードゲーム」体験会を開催いたしました。当日はコロナ渦の状況下でしたが、お申し込みの皆様全員に足を運んでいただき、スタッフを含め計19名の参加となりました。 今回は遠く九州地方から参加下さった方がお住いのF市をモデルに、2030年以降も持続可能な街として存続するためのミッションを皆様に挑戦していただきました。 4回目の参加者には、経営者、企業のSDGs担当者や、士業の方が多く、既に他のSDGsカードゲームや社内研修等を経験されていました。その影響でしょうか、参加者同士のコミュニケーションも円滑で、序盤から他チームへの交渉も積極的に行われていました。しかし、「地域状況メーター」の特に「人口メーター」は、ターン毎に減る一方でなかなか上がりませんでした。参加者はなぜ上手くいかないのだろうと、それぞれの立場で出されている課題を見つめ直したり、行政プレイヤーと協力して資金や人材を集め、ミッションを実行しようと駆け巡っている姿が見られたりと、会場がいつも以上に熱気に覆われました。 参加後のアンケートでも、多くの方から楽しく学べ、SDGsやまちの課題が自分事のように感じることができ、またその重要性と明日の行動変容に結びついたと評価していただけました。 「SDGs de 地方創生 カードゲーム」は初心者の方でも、リピーターの方でも楽しみながら、最短でSDGsを理解できるカードゲームです。今後も定期開催していく予定ですので、皆様のご参加、心よりお待ちしております! |
取り組みレポートno.4 2021.01.10SDGsへの取組み初年度を振り返って
代表・笹口哲也 私たちが「SDGsへの取り組み」第一号を発行したのが、2019年12月でした。そして、2020年から中小企業に対してSDGs経営の導入支援を本格的に行っていく予定でいましたが、新型コロナウイルスの影響で大きく出鼻をくじかれる結果となってしまいました。 しかし、SDGsに取り組んだことによる良い成果や、また改善しなければならない課題も見つかるなど、一年間の活動を通して見えてきたことが多くありました。 【SDGsの社内取組みを通して分かったこと】 SDGsに取り組み始めた当初から「5・ジェンダー平等を実現しよう」をゴールの一つとして掲げ、様々な立場の女性にとって、働きやすい職場環境となるように取り組んできました。その一つの手段として、在宅勤務ができるようにネットワーク環境の整備やサーバーのセキュリティー対策に取り組んだ結果、予想もしなかったコロナ禍における緊急事態宣言下(一回目)の最中でも、リモートワークの実施にスムーズに移行することができました。当時はスタッフ2名が妊娠中でしたので、通勤せずに仕事ができたことに非常に感謝をされました。 しかしながら、在宅勤務組と出勤組の間に溝が生まれてしまったのも事実で、この取り組みの恩恵を受けられなかった出勤組のスタッフ2名が、当事務所を去る結果となってしまいました。コロナ禍における人事マネジメントの難しさ、特にコミュニケーション不足の課題に悩まされた1年となりました。 そのため、従業員とのコミュニケーション不足を改善すべく、「職場の基礎代謝Ⓡ」改善ファシリテーターや、「実力発揮マネジメントカード」ファシリテーターの資格を取得しました。このツールを使って、職場の不を改善し、スタッフそれぞれの実力が発揮できる職場とすることで、SDGs「8・働きがいも経済成長も」のゴールを目指していきます。 また、人事マネジメントの難しさを経験して、スタッフに事務所の経営理念や、SDGsの活動に共感してもらうことの重要さに気付きました。この反省点を生かし理念採用を徹底した結果、コロナ禍においても優秀な新スタッフを採用することができ、組織としても成長に繋がったと感じています。 経営理念にSDGsの理念を取り入れることの有用性を、身をもって証明する形となりました。 【SDGsカードゲームを主催して見えてきたこと】 2020年はSDGsカードゲーム体験会を計4回主催しました。ファシリテーターを複数回経験することで見えてきたことがあります。 SDGsカードゲームを体験することは、次世代リーダーの育成や人事採用戦略にも有効だということを、声を大にしてお伝えしたいと思います。カードゲームは現実世界のシミュレーションです。与えられた役割の中で、どの様に行動するか、その人の本質が如実に表れます。そして、ゲームの振返りを通じてそれまでの自分の行動を内省し、今後の行動変化に繋げることができます。 社内で次世代リーダーを誰にするか、新規採用者のどこを見ればいいのか、などの悩みを抱えている経営者、人事担当者の方にSDGsカードゲームは大変お勧めできる内容となっています。ぜひ一度、カードゲームの体験会にいらっしゃってください。 【結びにあたり】 2021年もコロナ禍の収束があまり期待できず、先行きは不透明ですが、SDGs経営を中小企業へ導入するための活動を地道に行っていきます。皆さまも2021年は、SDGsの活動に一歩踏み出してみませんか?ご相談はお気軽に。お問い合わせ、お待ちしております! 介護と仕事の両立に直面して!
昨年、息子も成人し子育ても一段落したところで、今度は本格的な親の介護生活がはじまりました。 前職は、受験塾の運営に携わっていたため、夜が遅くなることも日常で、急なお休みをとることも難しく、いつ何が起こるか分からない介護をする上で、常に不安を抱えて働いていました。本来であれば、仕事を辞め、介護に専念したいところでしたが、自分たちの生活や息子の大学の学費等を考えるとそういうわけにもいかず、日々このままでいいのかと思い悩むばかりでした。 【週4日の勤務スケジュール】 そんな折、現在の状況を理解し働きやすさを提案してくれたのが当社でした。週4勤務社員(現在、週4勤務正社員の制度化を検討中)として、勤務スケジュールも半月ごとに申請、急用の場合は出勤日の変更や欠勤も随時可能というものでした。 2020年9月に入社して、日々多忙な中ではありますが、業務に責任を持てば、自己責任・自己管理で進められ、スケジュールも自ら組み立てることができ、代表との距離も近いので普段の会話からお互いの状況を共有することもできています。また、コンサルティングでも使用している「実力発揮マネジメントカード」をツールとしたユニークな面談も行われ、私たちスタッフとの積極的な対話も成されているので、こちら側もその誠意にきちんと応えたいと自然に思わせてくれる職場環境です。 【カードゲームの体験を通して】 先日、当社で主催する「SDGsde地方創生カードゲーム」に初めて参加しました。SDGsについてほとんど知識のなかった私でも、刺激的で非常に面白く学ぶことができました。この体験を通してSDGsに積極的に取り組む会社だからこそ、多様な働き方を受容し実践していることも理解することができました。 日本においてもジェンダー平等が謳われるようになりましたが、まだまだ女性は、出産、育児、介護などの環境の変化に左右され、仕事と両立し継続していくことは難しい現状です。SDGsの考え方や理念が年代や性別を問わずもっと広がり、何人も働きづらさを感じることなく、生涯生き甲斐をもって暮らせる世の中がくることを願い、私自身もその一例となれるよう精進して参ります。(スタッフ/補助者) |
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取り組みレポートno.3 2020.08.087月3日、神田・エッサム神田ホールにて税理士法人タックス・アイズ様とSDGsカードゲームを共同開催いたしました。
当日は新型コロナの状況下で、マスクや検温、アルコール消毒にご協力いただき、スタッフを含め計34名が「SDGs de 地方創生カードゲーム」の熱狂の渦に巻き込まれました。参加者の中には経営者の方が多く、人脈作りの場にもなりました。リピーターが複数いらしたことも、私たちにとって、このゲームの面白さが伝わったという手ごたえを感じさせられる嬉しいことでした。 今回は参加者のお一人が実際にお住まいのK市をモデルに、2030年以降も持続可能な街として存続するためのミッションを皆さんに挑戦していただきました。ゲーム中、「地域状況メーター」の「人口メーター」が増えると、会場には拍手と歓声が上がるほどの熱狂ぶりでした。 また、終了後のアンケートではたくさんのご感想もいただきました。おかげさまで、参加者満足度は96%という高評価の結果でした。 50代男性・行政書士 『最初は全く理解できず右往左往し、後半になって大分理解出来ましたが、条件がクリアできずなかなか難しかったです。コツを理解して面白くなってきたらタイムアウトでした!これは何回参加しても楽しいと思います。この経験を日頃の行政書士の業務にも活かして行きたいと思いました。今後は行政の側と市民の皆さんの側と両方から対等にしてお話をお聴きすることのできる立場を、もっと有意義に活用したいと思いました。』 30代女性・デザイナー 『2回目の個人事業者としての参加でした。1回目は目標達成しか見えていなかったですが、今回は街の様子や周りのグループが持っている資源に目を配りながらバランス良くできたのではないかと思います。自分の仕事や、住んでいる街でも課題が認識できていなかったり、指標化できていなかったりと、このゲームの課題にも通じるものがあると思いました。実際の生活でも今回学んだことを生かしたいと思います。』 皆さまに「SDGs de 地方創生カードゲーム」による疑似体験を通して、地方創生の課題の難しさを実感していただけたと嬉しく思っております。 Outside-inカードゲームを利用しての社内研修
私たち、STパートナーズグループでは、8月31日、『SDGsアウトサイド・イン(Outside-In)カードゲーム』を利用した社内研修を実施しました。 アウトサイド・インとは、ビジネスで社会問題を解決するという考え方です。このカードゲームはSDGsの「持続可能な開発目標」に対して、企業は具体的にどのような行動を取ればいいのかを考えるためのツールです。カードゲームを体験することで、社会が直面している課題を把握し、企業として地域や社会、経済へどんな寄与ができるのか、SDGsの視点で学ぶことができます。 大切なことは、一人でアウトサイド・インを実践しようとしても難しく、組織全体で学びを深めていくことが必要であるということです。その観点からもこのゲームは社員教育や研修にも適しています。 ゲームに登場するビジネスモデルは、全て実際に実施されたもので、ゲームはその内容を読み解くところから始まります。そして、企業が保有するアセット(資源・強み)とソリューション(経験・ノウハウ)とを組み合わせて課題に対する解決策を考え、新規事業として世に送り出すというシミュレーションを体験します。選ぶカードによって得られる収益が異なり、ビジネスとして最大限の収益を得る方法も模索します。 また、ゲーム後には、振り返りの時間が設けられており、社員同士で自社が保有するアセット・ソリューションを洗い出し、SDGsの視点と絡めて考えることで、即興的に新規事業を生み出すトレーニングも行います。今回の研修においても次々に新規事業のアイデアが飛び出し、能動的かつ、有意義な対話の時間を持つことが出来ました。 カードゲームを体験することでSDGsが共通言語として浸透し、社員同士のパートナーシップやモチベーションも高くなり、一人ひとりの行動変容に繋がります。皆様も、ぜひ一度体験されてみてはいかがでしょうか。 |
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取り組みレポートno.2 2020.04.13Zoomをフル活用した在宅勤務
妊娠中で、体調に不安があるので在宅勤務をしています。上の子もいるため、日頃から短時間勤務をしており、その上、在宅勤務を希望するのはさらに迷惑をかけてしまうと迷いましたが、代表はじめ事務所スタッフに快く受入れてもらいました。 在宅勤務中は、電話やメールの他、Zoomを活用しています。育休に入る前に後任にスムーズに引き継ぎを行うことが今の課題です。仕事の内容上、パソコン画面で作業することが多いので、Zoomの画面共有機能が役に立っています。 とある日、大事な会議があり、久しぶりに出勤する予定でした。ところが、その前日の夜、コロナの感染拡大の大きな報道があり、代表自ら、「明日の会議、Zoomにしますか?」との連絡が。都外から電車通勤をする妊婦の私にとって、この状況での出勤は不安でいっぱいでしたので、その言葉に甘えることにしました。 Zoomによる会議は無事に終了。相手の顔も見ながら会話ができたので、まるで、私も事務所にいるような感覚で安心して進められました。 日頃から、在宅環境を整えてくれている事務所、そして育児&妊娠中の私を気にかけて言葉をかけてくれる事務所の皆に感謝しかありません。SDGsに取り組んでいる事務所は、働くママにとても優しいです。 在宅勤務のおかげで、通勤時間がカットでき、労働時間が通勤していたころより長く取れるので、作業が中断されず効率よくできます。 また隙間時間に、ちょっとした子どもの世話や家事も進められるのも有り難いです。 感謝の気持ちは、仕事で成果をだして恩返ししたい!と日々、在宅勤務に励んでいます。(スタッフ/行政書士) 時短と在宅勤務で仕事も育児も効率良く! 会社を辞めてから10年とブランクがあり、小学校低学年の子供がいて下校時間も早いため、業種も思うように選べず、自宅で内職などをしていました。内職をしていた時は、昼間は子供と公園に一緒に出掛けたいので、夜寝かせてから作業のため寝不足になり、家庭の中が上手く回っていませんでした。 そんな中、自分の前職を生かした仕事ができると聞き、通勤距離もあったのですが、週に一、二日の時短勤務と在宅勤務が可能ということで入社しました。 時短勤務の日は子供が学校に登校している間に出勤でき、お仕事をしているのに却ってリフレッシュできています。在宅勤務の日は通勤時間分も作業に当てることができ、会社のサーバーに直ぐに接続できるのでファイルのやり取りもタイムロスがなく効率的に作業できています。 その一方で、メールや電話だと微妙なニュアンスも分からずそのまま進めてしまったりして修正も多々ありました。 でも、Zoomを取り入れてからは、画面を共有しながら的確に指示がもらえますし、相手の表情も見て話せるので事務所にいる感覚で質問もしやすくなり、作業効率も上がりました。 3月初め頃から新型コロナの影響で臨時休校や春休みのため長期間の在宅となってしまいましたが、Zoomでのやり取りで不安なくスムーズに仕事を進める事ができましたし、籠りがちな環境下、事務所の方と顔を見て話ができて気分転換にもなっています。子供も家で母親がパソコンで仕事をしている姿を目にするせいか、少し尊敬したような面持ちで、以前より勉強に励むようになった気がします。(スタッフ/補助者) カードゲームでSDGsを学ぶ!
3月24 日( 火)、亀戸文化センター( カメリアプラザ) において、当社主催によるSDGs カードゲーム(SDGs de 地方創生)体験会を開催しました。 コロナ禍による自粛要請のため、当初は開催を断念する方向でしたが、ぜひ開催してほしい、という参加予定者の方々からの強い要望にお応えする形で開催することになりました。マスクや消毒液を用意するなど、できる限りの予防対策を講じる努力もしました。 当日は計21 名(一般参加15 名、ファシリテーター2名、当社スタッフ4名)の参加があり、遠くは北海道からご参加くださった方もいらっしゃいました。主催者側でありながら私自身、今回のカードゲームを体験するまでSDGsの考え方があまり分かっていませんでした。しかし、当社代表によるSDGs に関する説明や、カードゲームの体験を通して、理解を深めることができたと感じました。参加者の方々からも様な意見を頂きました。 会場の雰囲気から、参加者の皆様に非常に楽しんで頂けたと感じました。今後は一般の方々を対象としたオープン開催の他、民間企業での従業員教育や、各地方自治体においてカードゲームを開催できるように事業を進めていきたいと考えています。SDGs の考えがもっと多くの皆様に広がるように努力して参ります。 |
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取り組みレポートno.1 2019.12.03仕事とわたし、どっちが大事?  私たちは、“午前10時始業、残業なし、土日祝日休み”という勤務形態の中で、半月ごとに出社日を申し出て、各自が働きたい時に出勤しています。 「宅急便を受け取るから午後から出社します」というのも、もちろん自由です。現在、5人の既婚女性が在職していますが、年齢・状況がそれぞれ異なる5人が、五者五様に、仕事とプライベートのバランスを取りながら働いています。その人の生活の中で、仕事が最優先のポジションに位置するとは限りません。だからこそ、限られた時間の中で仕事の生産性向上に努め、働く喜びを従業員それぞれが感じています。 A「結婚を機にこちらに就職しましたが、妊娠した為、1年足らずで産休・育休に入りました。その後、子どもが小学校に上がるタイミングで声をかけていただき、職場に復帰しました。家庭の中で時間に追われることも多いですが、仕事をすることでリフレッシュできています。」 K「採用面接のときに結婚の有無や出産予定について聞かれませんでした。それまで面接を受けたところでは、『すぐ妊娠して辞めるんでしょう』、 前職では『彼氏がいるとわかっていたら採用しなかった』と言われたりしました。」 当法人の従業員は、子育て中や職歴にブランクがある主婦などで構成されています。現在、産休・育休中の従業員もいますが、代表者は「いつでも戻ってきてください。」と言っています。ママでも安心して働ける職場です。 I「週末は行政書士試験対策の予備校に通っています。学習と実践の場の両方をいただき大変ありがたいです。さらに学費の半分も支援していただきました。」 私たちは、資格取得のためのバックアップを積極的に行い、各人のスキルアップにも力を入れています。 また現在、在宅ワークの取り組みも試験的に開始しました。今後も私たちは、よりフレキシブルな働き方を実践していきます。 行政”電”士を目指して! 私たちは、環境に配慮した製品の利用と紙の使用量の削減を図っています。行政書士事務所という仕事柄、紙の使用は避けられず、消耗品の最多注文品は“紙” です。役所等への申請において、電子申請が可能な場合は積極的に利用していますが、多くの申請は紙媒体でしかできない現状があります。近年、資源や環境などの問題は深刻さを増すばかりですが、仕事上で紙を大量に使用するからこそ“つくる責任、つかう責任” を意識し、少しでも環境に配慮したい!という思いから、何かできることはないかと皆で考えました。 その結果、理解を得られたお客様に対しては請求書を電子メールで送付しています。また、各種許認可の申請書類に関して、私たちの控えは紙媒体ではなくPDF で保存する運用に変更しました。皆が、紙の使用量を少しでも削減したいと考えての取り組みです。 そして、コピー用紙については再生紙に切り替え、名刺・封筒についても再生 紙を利用していくことになりました。また、個人情報が記載されていない紙(チラシ・包装など)を分別して資源ごみとして捨てています。今後も環境にやさしい事務所であるように、皆で「何かできることはないか?」を問い続けていきたいと思います。目指せ!行政“電” 士! 医療関連団体をバックアップ
私たちは、医療関連団体の支援を業務の一環として行っています。具体的には、NPO 法人花粉症・鼻副鼻腔炎治療推進会及び一般財団法人奥田記念花粉症学等学術顕彰財団のバックオフィスを担っています。その仕事は、総会の運営や議事録の作成、学術論文の募集や花粉症市民講 座開催のお手伝いなど、内容は多岐に渡ります。普段は病院での治療や手術、大学での講義などで忙しい医師の方々の事務的なサポートを担うことで、病気で困っている人々がより良い治療を受け、QOL を充実させる一助になると考えています。これからも、上記2団体の縁の下の力持ちとして、パートナーシップを継続していきます。 私たちは、今後も女性が働きやすい体制を整備し、従業員が物心両面の幸福を感じられる職場にしていきます。また、SDGs の考えを多くの方々と共有し、社会的課題を連携して解決できる様に、当法人は中小企業を対象としたSDGs導入支援サービスの提供を開始しました。私たちと一緒に中小企業からSDGsを社会に発信していきませんか。 |